御言葉メール256
2007年2月7日
「また、安息日に荷物を家から出すな。何の仕事もするな。わたしがあなたがたの先祖に命じたとおりに安息日をきよく保て。」(エレミヤ17の22)
ある方が知人の言葉を驚きながら話してくれました。「相手を責め、自分を少しでも優位に立たせることによって安心できる」「相手の弱点を知りたい」・・その様に考えて自分ともつきあっていたのか、と考えてしまうと心も寒くなります。しかしこのように意識的に考えていなくても、結果的には大なり小なりそのような生き方をしてしまっていることが、私達はあるのではないでしょうか。
自分勝手な人と人との関わりは葛藤や摩擦が大きいので、上記の人も自分の経験から出た対処だったのでしょう。しかし一週間そうして過ごす事は疲れます。その様な中で、ただ神のことだけを考える一日がある事は恵みです。六日間、対人関係の疲れを持ちながらも、とりあえずそれを横に置いて、神様だけに心を向けようとする一日。「何の仕事もするな」と、日常の関わりを禁止されているのは、窮屈や義務というより、日常からの開放です。その時、自分の優位さで安心しなくても、支えて下さる神様を覚える平安に気づくでしょう。
御言葉メール256
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