たねまき Vol.7
ワンポイントレッスン
エホバの証人へのアプローチ7
《救いの喜びをもち神様を証する》
今回は、クリスチャンが信じている神はすばらしい喜びの神なのです、と言うことを証しさせていただきます。
ところでエホバの証人が信じている神とはどのようなものなのかというと、幸福な神ではないということです。エホバの証人が旧約聖書を使うところから分かりますように、エホバ神とは、裁きと怒りの神なのです。人々に対して過酷なことを求める神なのです。過酷な神を信じていますから、そこに集まってくる人々も、その根底にあるのは、恐怖なのです。エホバ神という聖書の神を使いながら、聖書の神ではないのです。
それに対してクリスチャンの信じている神はどういうお方なのか、と言うと、実は私たちも幸福に満ちた神という信仰が薄いのではないかと気付かされたのです。実際、クリスチャンが各々教会に遣わされて、そこで神に感謝し、喜んでいたら、周りは楽しくなるでしょう。人は楽しいところへ行きたい者です。迷って教会に来ているのですから、教会に来て、また悩んだら、かわいそうではありませんか。だから、教会に来て、ホッとした、友達を見いだせた、教会の人たちからは、誰の悪口も聞かれない・・
・。これらのことを覚えて、接してほしいと思います。神への感謝や神のすばらしいことを証ししたならば、難しい伝道はできなくても、その人と話をしたいと周りが思ってくれます。それだけでも伝道の働きは務まります。そんなことを覚えていただければと思います。
(エホバの証人セミナー 講師 中沢啓介師)