御言葉メール253
2007年1月27日
「主の前に静まり、耐え忍んで主を待て。おのれの道の栄える者に対して、悪意を遂げようとする人に対して、腹を立てるな。」(詩37の7)
神の前において静まることを、妨害するものがたくさんあります。ある本に「今日ほど教会が騒がしく、安らぎのない時代が、今までにあっただろうか」とありました。深く共感します。私が年齢を重ねてスピードがなくなったからそう感じるのか、私が怠惰だろうか、又は体調が優れないからその様に感じるのだろうか、と悶々とした時でした。
世の中は、いつも不安定で動揺しています。今日ほど騒がしく、目まぐるしく、危なっかしい時代は、かつては無かったのではと思うほどです。叫ばれる言葉は、「もっと早く、もっと早く」です。世界中がせかされています。ゆっくりと立ち止まることに罪悪感さえ持つような有様です。そして心は不安定で動揺しています。私たちの心は、いつも何かに追われているかのようです。そして静けさと孤独を恐れます。その結果、人として大切なものを見失ってしまいます。うわべだけの騒々しさに満ちて、静まる事の無い時代に対して、このみ言葉ほど、今必要とされている言葉はありません。
御言葉メール253
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