金沢聖書バプテスト教会

金沢聖書バプテスト教会は、神の愛とキリストの贖いと聖霊の導きによって真の神様を礼拝する者の集まりです。あなたを心より歓迎します

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御言葉メール268

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御言葉メール268
2007年3月21日
「苦しみに会ったことは、私にとってしあわせでした。私はそれであなたのおきてを学びました。」(詩篇119の71)
「あいだみつお」という詩人の詩の紹介がラジオで流れていました。柔道の受身というのは、負けるための練習だというのです。投げられた時の起き方を先ず知って、次に移るのだと。そこから、今の教育は成功する事だけを教えて、失敗した時の立ち上がる術を教えない、と話されていました。それを聞きながら、私自身もそうだった、と改めて痛みの中で思い返しました。失敗しない、間違わない、病気よりも健康である事を願って子育てをしてきてしまいました。
しかし考えてみれば、罪を持つ私達の人生は失敗や間違い、病気がない事などあり得ないのです。今になって私が教えられる事は、間違いや失敗などの思うようにならない時こそ、謝る事や、初めからもう一度やる忍耐などの力が育つ時なのだという事です。詩篇の記者は、苦しみに会ったことは幸せだったと証しします。人間にとって一番大切な神様を知る事が、楽しい時よりも苦しい時にできたのです。多くの失敗の中で、教え導かれる神様がおられます。倒れても必ず起こして下さる神様です。

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