御言葉メール275

御言葉メール275
2007年4月14日
「イエスはシモン・ペテロに言われた。『ヨハネの子シモン。あなたは、この人たち以上に、わたしを愛しますか。』」（ヨハネ２１の１５）
上記のみことばは、イエス様を否認したペテロに言われた言葉です。ペテロは、あれほど尊敬し愛し、命を懸けて従っていたイエス様を裏切りました。まさかそんなことをするとは思っても見なかった事を自分でしたのです。ペテロは自分の弱さのためにイエスを裏切りました。しかし彼はそういう自分の弱さを知る必要がありました。人は心ならずも、自分を守るためにその時々の状況でうそをつき、口をそろえて人の悪口を言います。
これは私自身の姿でもあります。しかしイエス様は、そういう自分の姿を知って、うなだれる者を、決して捨ておくような事をされません。責めたり批判したりもされません。「私を愛するか」と、ペテロに聞かれるだけです。自分の思いの全てを知っておられる方がそのように聞いて下さる、ペテロは私の事はあなたがご存知です、と答えるだけでよかったのです。どうぞあなたも自分を責める事がありません様に。イエス様もあなたも責めません。あなたの傷を癒し回復しようとあなたの傍におられます。