御言葉メール291
2007年6月9日
「神が私たちの味方であるなら、だれが私たちに敵対できるでしょう。」(ロマ8の31)
かつてパウロは、信仰の最高の理解者であり、信仰の友であったバルナバと「激しい反目」をしました。それは、マルコを伝道旅行に今回も連れてゆくかどうかでした。宣教という神の働きをするのに相当激しい対立をしたようです。パウロの「激しい反目」は、これだけではありません。彼は、アテネにおいて「心に憤りを感じ」、更にはペテロがアンテオケに来た時も「面と向かって抗議」しました。
そして今パウロは、これらの事を通して神の愛について「怒らず、人のした悪を思わず」(Ⅰコリ13の5)と語ります。これらの言葉を書き送った時彼は、この愛の無さ、忍耐の無さを思い起こしていたのではないでしょうか。サタンは残存している私達の罪を利用して、神の栄光を表す事を止めさせようとしますが、神は全能なる主です。
伝道チームは二倍になり、パウロは神の愛について深く理解する者へと成長しました。私達も激しい反目や怒りに遭遇し、悲しい思いをするでしょう。しかし、神を愛する人、つまり神に愛されている人には、全てを益にして下さるお方が私たちの信じる神なのです。
御言葉メール291
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