御言葉メール1133
2022年6月26日
「サウルの息子ヨナタンは、ホレシュのダビデのところに行って、神によってダビデを力づけた。彼はダビデに言った。『恐れることはありません。父サウルの手が、あなたの身に及ぶことはないからです。~』第1サムエル23の16,17
追われるダビデと追うサウル。ダビデが、サウルの次に王になることは、神がダビデに語られ、人々も認めていました。しかし現実は、ダビデはサウル王に命を狙われながら、ダビデを頼って集まった集団と共に逃げ惑う日々でした。
そんな中でダビデは、祭司を立てて神に伺うことを始めていきます。神の示された通りに戦いに行き勝利します。その様に神に近く歩みながらも、変わらずサウルに追われる日々でした。サウルだけでなく、ダビデが助けた人に裏切られたり、逃亡の悲しみ、緊張は続いているのです。
そういう時、サウル王の息子ヨナタンがダビデに会いにきます。これはダビデにとって、どんなに大きな助けと慰めになった事でしょう。ヨナタンは、神によってダビデを力づけたのです。それはサウルを恐れるダビデの目を神に向けさせるものでした。私達の交わりが、お互いを慰め、励まし、それを通してダビデとヨナタンの様に共に神に向き合える交わりが、聖霊なる神の助けによって築かれます様に。