御言葉メール 52
2005年1月29日
「ダニエルは、その文書の署名がされたことを知って自分の家に帰った。−彼の屋上の部屋の窓はエルサレムに向かってあいていた。−彼は、いつものように、日に3度、ひざまずき、彼の神の前に祈り、感謝していた。」(ダニエル6章10節)
ダニエルを妬み陥れようとする人たちによって、王以外を礼拝する者は殺される、という法律ができます。ダニエルはその事を聞いて家に帰りますが、祈りを止める事なく、いつもと同じ様に日に3度、神に感謝をささげます。その様子を見られたダニエルは捕らえられます。
私はこのダニエルの姿勢に、この神をどこまでも信じ続けていいのだ、という事と自分のいのち以上に大切な方が神なのだ、という確信を与えられます。私達は困難な中に置かれたり、祈っても自分の思い通りにならないと、神を信じる意味がないとばかり簡単に神を崇め祈ることを止めたりします。
しかしダニエルの姿勢はそれとは全く異なります。神を信じる事で、いのちを狙われたり、妬まれて不利な状態におかれても、神が神であるゆえに礼拝し続ける。ここには、自分がどのような状態になってもそれでも神は正しく、
自分は神に仕えるしもべにすぎない事を、よくわきまえた人の生き様を見ることができるでしょう。どうか私達もこの様な神理解を持つことができますように。
御言葉メール 52
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