御言葉メール271
2007年3月31日
「何も思い煩わないで、あらゆるばあいに、感謝をもってささげる祈りと願いによって、あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい。」(ピリピ4の6)
私たちは、自分に自信がなくなったり、本当はとても臆病だと感じた時、自分の有能さと勇気あるところを見せようとします。その場合、私たちは自分の隣り人を思いやるゆとりを全く失います。その時は、たとえ正しい事を語っていても、いつの間にか自己弁護に終始してしまいます。自分の正しさ、優秀さを認めさせる事を目的としているため、自分の大変さ、いかに努力し、貢献しているかをまくし立てます。
時には、相手の過ちや欠点を攻撃します。その交わりは、闘争の場となり、自分も人も傷つけてしまうのです。どうして、そうなってしまうのでしょうか。人から疎外される恐れです。パウロは、私たちのうちに神からの平安がないからだといいます。神は、そんなあなたの全てを知っておられます。だから、自分の思いの全てを神に知って頂く事だと勧めます。そこに条件は、いっさいありません。祈って何の意味があるのか、効果がなかったらどうしようか、などと思い煩わないで祈れというのです。
御言葉メール271
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